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リストラ、早期退職に怯える50歳管理職。会社に頼らない生き方を目指して、FX、仮想通貨、ETF、NISAなどで資産運用+ブログ収入でセミリタイアを目指します。

【要約・感想】あなたも自由になれる「不条理な会社人生から自由になる方法」橘玲

毎日のサラリーマン人生で不条理に思うことってないですか?

私は毎日あります・・・。

なんで上司のこんな言い方されなければいけないの?
この仕事本当にやる意味あるの?
それって自分のせい?

などなど。嫌ならやめればよいのですが、まもなく大学進学を迎える娘二人を抱える身としてはすぐにはやめられません。

そんな中この本と出会いました。

一番の感想としては、日本の雇用システムの問題点です。こんなに不条理に感じるのは自分に問題があるのではなく(全く無いわけではありませんが・・・)、日本型雇用システムの歪に問題があるということです。

ここで長く疲弊している時間はありません。早く一歩を踏み出すべきです。

すべての人はいずれフリーランスになります。定年後も含めて。今から準備するか、そのときに慌てるか。

この本を読めば、納得した上で準備ができると思います。その心構えができる一冊です。

この本は次のような方におすすめ

・会社での働き方に、疑問・不満を感じている方

・これからの働き方について知りたい方

・これから就職する学生

・フリーランスを目指している方

・将来の働き方にに不安を感じている方

目次

そもそも、毎日不条理に感じるのはなぜか?

Pch.vector – jp.freepik.com によって作成された business ベクトル

実は祝日が先進国中最多の日本。

1966年には、年12日だった祝日が2016年には16日となり先進国のなかで最多となっています。

欧米では祝日があまり喜ばれないのは、有給休暇が従業員の権利で、各自が好きなときに取得するのが当然とされているからです。

橘 玲. 不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0 (Japanese Edition) (pp.171-172). Kindle 版.

祝日が増えるとかえって自分の都合が制限されてしまうと考える欧米に対して、有給休暇を自由に取れない日本では、祝日で”強制的に”休ませるしかありません。

終身雇用が当然で、また雇用の流動性が低い日本では、社内・上司の目が絶対です。

結果的に、祝日に全員で休むことになり、少ない平日で埋め合わせをするので、仕事の効率が落ちてしまいます。

こんな一つの事例をとっても、無駄の多い日本型雇用システムの問題点がわかります。

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前半では、このような日本の雇用システムや、前近代的なしくみに対して疑問点を投げかけています。

生き方・働き方が衝撃的に変わる未来

コロナの影響で働き方が大きく変わりましたが、今後もデジタルのイノベーションで働き方は大きく変わっていきます。

日本でもジョブ型の雇用が話題になっていますが、本書のなかでは、「ネットフィリックス」や「Google」の働き方について紹介されています。

国境が無く、世界からミッションを実現させるために最高の人材を集めることができる。そんな働きかたが今後どんどん可能になります。

アメリカでは、フリーランスの比率がどんどん高まり、今後は自分の強みを生かして、必要なときに必要なプロジェクトで働くということが当たり前となっていくようです。

今の働き方の延長では、もはや企業は立ち行かなくなるでしょう。

「未来世界」で生き延びる方法

このような個人の能力だけで生きていくしかない世界で、私達凡人はどのように生活していけばいいのでしょうか?

本書では、”「好きなことで生きていく」しかない残酷な世界”と表現されています。

人生100年時代では、定年後年金で生活していくという構図はもう成り立たなくなっており、生きていくためには大きく稼ぐか、長く働くしかありません。

「好きなことで生きていく」というと、「そんな甘いことが通用するはずがない」という批判がかならず出てきます。そのようにいうひとは、労働とは生活のための必要悪であり、「苦役」であると考えています。しかしそうなると、人生100年時代には、20歳から80歳までのすくなくとも60年間、労働という苦役をやりつづけなくてはならなくなります。私には、こんなことができる人間がいると考える方が荒唐無稽としか思えません。人生100年時代には、原理的に、好きなこと、得意なことをマネタイズして生きていくほかありません。

橘 玲. 不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0 (Japanese Edition) (pp.171-172). Kindle 版.

しかしながら、すべての人が好きなことだけで生きていけるわけではないのが現実です。

そのためには、以下の2つの方法で富を獲得していくしかありません。

①金融資本を金融市場に投資する
②人的資本を労働市場に投資する

言うまでもなく、①の金融市場への投資は貯蓄から投資への話ですが、

②の人的資本への投資は
・自分に投資する
・長期間働く
・共働き
の3つの方法が紹介されています。

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当たり前のことかとがっくりする方もいると思いますが、本書の中では、それに対して「少しだけ勇気の出る話」も紹介されています。参考にどうぞ。

始めるのに遅すぎるということはない

Pch.vector – jp.freepik.com によって作成された business ベクトル

最後の章で、日本型雇用の問題点とそこに対してどのようにするべきかヒントが書かれています。

サラリーマン生活の中で、誰でもいずれは定年を迎え「フリー」になります。サラリーマン生活は「フリー」への準備期間です。

本書はこのように締めくくられています。

ひとはいずれ人的資本を失って一人の投資家になりますが、その前に、「人生100年時代」では誰もが「フリーエージェント」を体験することになります。30代や40代で独立するひともいれば、60歳でフリーになるひともいるというちがいにすぎません。「未来世界」で生き延びるのは、会社に所属しているときでも常に「フリーエージェント」として仕事をしていると考え、会社のブランドに依存するのではなく、自分自身のよい評判を増やしていけるひとです。そしてこれは、本書の読者なら難しいことではないでしょう。始めるのに遅すぎるということはないのです。

橘 玲. 不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0 (Japanese Edition) (pp.216-217). Kindle 版.

まとめ

本書では、サラリーマン生活で何度も経験する、もやもやする不条理な体験について、論理的な解説がされています。

なかなか変わることが無い日本型雇用の問題点を理解して、その中でそれぞれどのように生きていくか考えられ、背中を押してくれる内容です

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私はこの本を読んで少しばかり勇気をもらい、悩みが少し解消しました。

この本をきっかけにして、いずれは「フリー」となって生きていくための準備を始めて行ける。今後、会社に依存しないで生きていきたいという方にはおすすめの一冊です。

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この記事を書いた人

リストラ、早期退職に怯える50歳管理職。会社に頼らない生き方を目指して、FX、仮想通貨、ETF、NISAなどで資産運用+ブログ収入でセミリタイアを目指します。

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