トライオートETFで運用しているうちに資金が増えてきました。この資金を有効利用するにはどうしたら良い。複利を活かす方法は?
こんな疑問に答えます。
簡単に自己紹介します。
40代のごく普通のサラリーマン。30代かから投資信託を中心に積立投資を始めましたが、なかなかセミリタイヤするまで貯まらず、最近は一部をトラリピ、トライオートETFなど自動売買にも資金を回して資産運用。今年から仮想通貨も再開。自動売買では、月平均40,000円ほど利益を出しています。積立も合わせて早期リタイアを目指します。
積み上がった利益で追加の設定を行うことで複利の効果を活かしていきます
私のトライオートETF 私の今年の運用実績は
年始76万で始めたトライオートETFですが、約83万まで増えています。月利で2%ほど増えている計算ですので、年利で20%を超えてくるかなと思います。良いペースです。ただ、別で運用しているトラリピの運用成績があまり良くないので、トライオートETFの設定を追加してこちらでもう少し稼げるようにしていきたいと思っています。
私のトライオートETFは現在2パターンの設定をしていますが、1つ設定を追加していきます。
トライオートETFとは、口座開設と始め方
そもそもトライオートETFとは、という方は仕組みと口座開設方法を解説していますのでこちらの記事からどうぞ。簡単に始められます。
今回のトライオートETF追加設定
ナスダック100トリプルチャート
今年のナスダック100トリプルの推移です。去年のコロナショック後の伸びほどでは無いですが、分割後も順調に上がってはいます。たまに下がってポジションを持って決済がされるので、良い感じに利益が積み上がっています。
今回の追加の設定は、資金を利益がで多分のみなので、狭いレンジで効率よく稼げる設定を目指します。
先程のチャートで見ると、この辺りの設定を追加します。
レンジ幅 85ドル〜105ドル
設定本数 11本 (2ドル幅)
利益金額は5ドルに設定
利益金額を決める前に、3ドル、5ドル、7ドルの利益幅でシュミレーションをしてみました。
3ドル幅でのシュミレーション
利益金額は、27,058円
5ドル幅でのシュミレーション
利益金額は、28,275円
7ドル幅でのシュミレーション
利益金額は、26,455円
試算してみると、5ドル幅が一番利益が出ています。もちろんこれは、過去の実績を元にしたシュミレーションですので、今後の相場の動きで変わりますが、一つの目安にはなると思います。
今回の設定に必要な資金は、
私は、毎回設定する際、必要な資金を以下のエクセルの表で算出しています。
1ドル110円で設定していますが、円安が進んでいるのでここはもう少し余裕を見ても良いかもしれません。
この表の見方は、仮にすべてのポジションを持ったまま、ナスダック100トリプルが0ドルまで下がった場合いくら必要になるかを試算しています。この金額を用意しておけばロスカットになる可能性は非常に低いです。
ナスダック100トリプルが0ドルまで下がることは考えにくいですが、一気に下ると早期償還される可能性があります。可能性は低いと思いますが、リスクは0では無いのでご注意ください。
今回の追加設定の方法
実際の画面で追加設定の方法を解説
①ホーム画面のビルダーを選び、マルチカスタムを選択
②ナスダック100トリプルを選択
③レンジ幅を選択 :85ドルから105ドルの場合22ドルと入力します。
③仕掛ける本数を入力 :11本
④数量: 1口
⑤スタート価格 :上限の価格を入力します 105ドル
⑥利益幅: 5ドル
⑦カウンター値 :−5ドル
⑧カウンター固定にチェック
ロジック追加をクリックしたら、シュミレーションを見てみましょう
確認後今すぐ稼働をクリック
これで設定完了です。
トライオートETF 私の設定
広くカバーしたレンジと、主に相場が動いているレンジの2パターンに、今回狭いレンジを追加しました。利益金額はシュミレーションした5ドルで設定。
80ドル以下に下がった場合は、相場が戻ってくる可能性が高いため、利益金額は8ドルで設定。132ドル以上は高値でポジションを多く持つと下がったときリスクになるので、利益金額を少なめにしてあまりポジションを持たないようにします。ここは、3ドル、2ドルともっと上がるに従って刻んでもよいかもしれません。
資金があまり無い場合はパターン2のみ、または、パターン2と3の組み合わせでも良いと思います。これで約600,000円必要です。
私の場合、130万必要なところ、一旦は現状の資金83万で資金を追加せずに設定を追加しました。現在証拠金維持率が2,000%以上あり、すぐに30ドル以下に価格が下がることは無いと思っています。
しかし、昨年のコロナショックのように大きく相場が下がる場合があるため、すぐに追加できる現金を用意しています。
前回コロナショックの際は証拠金が300%ぐらいまで一気に下がり、資金の追加と、上位のポジションを一部損切りしました。
必ず上記のような対応がすぐできるようにしておいてから始めましょう。
まとめ【設定は簡単ですが、どこまでリスクを取れるかは試算しましょう】
ここのところ相場はあまり大きく動いていないので、そこまで証拠金が無くても問題ないのではと錯覚しがちです。画面上でもマイナスは20,000円程度で推移しているのでそれほど心配はありませんが、昨年のコロナショック時には毎日マイナスが10万〜20万と膨らんでいき、このまま無くなるのではないかと焦りました。実際に経験してみないとこの感覚は分かりづらいですが、いくらまで資金が減っていても耐えられるかはよく考えておいたほうが良いです。自分のリスク許容度の範囲で運用しましょう。
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