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リストラ、早期退職に怯える50歳管理職。会社に頼らない生き方を目指して、FX、仮想通貨、ETF、NISAなどで資産運用+ブログ収入でセミリタイアを目指します。
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トラリピを30万円で始める方法。積立で複利の効果を活かすには

困っている人

FXに興味はあるけどリスクが怖いです。自動売買でうまく稼ぐ方法があれば教えて下さい。でもそんなにリスクは取りたくないです

こんな悩みに答えます。

簡単に自己紹介します。
40代のごく普通のサラリーマンです。30代かから投資信託を中心に積立投資を始めましたが、なかなかセミリタイヤするまでたまらず、最近は一部をトラリピ、トライオートETFなど自動売買にも回して資産運用をしています。今年から仮想通貨も再開しました。
自動売買では、月平均40,000円ほど利益を出しています。積立も合わせて早期リタイアを目指して運用をしています。

トラリピはロスカットにならない範囲でレンジ幅を設定することがポイントです。

19年末30万からトラリピを始め、積立と運用で毎月利益を出せるようになりました。

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私の運用成績は

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週間利益5,000円、月間2万円以上を目指して運用しています。
同時に運用しているトライオートETFも合わせて週1万円 月間4〜5万の利益を目指します。

トライオートETFについてはこちらからどうぞ

今回はトラリピを30万円で始めるおすすめの方法を解説します。

トラリピは裁量FX・デイトレードを異なり、ある程度長期間運用しながら着実に試算を増やしていく運用方法です。相場の変動があってもロスカットせずに運用し続けられる設定にすることが大切です。

設定の方法としては

  • レンジ幅の設定
  • ロスカットレートの試算
  • トラリピ本数の設定

の順番で進めていきます。

目次

30万トラリピ設定はカナダドルがおすすめ

カナダドルが設定の上限の88円を超えた場合は、NZD/USDに設定を変更しています。相場の状況に合わせて設定します。

カナダドル/円チャート

カナダドル/円の長期チャートですが、2005年に大きく上がったことはあるものの、概ね72円から104円の中に位置しており、一定のレンジの中で上下に頻繁に動いています。

長期に渡って一定方向にずっと下がり続ける通貨ペアは、仕掛けるレンジの幅が広くなり、必要な資金も多くななるためトラリピには向いていません。

仕掛けるレンジの幅が狭いほど、必要な資金が少なくなりますので、まずはこのカナダドル/円の通貨ペアでは始めてみることをおすすめします。

資金が増えてきたら、他の通貨ペアにもひろげてみましょう。

トラリピ30万での設定方法は

レンジ幅の設定

今回はは資金が30万なので、トラリピを仕掛ける幅を直近10年のチャートを見て74円〜88円の幅で設定しています。

あまりレンジ幅を広げすぎると、トラップの幅を広げなければならないため、ポジションを持てずに利益が出づらくなります。

この辺は、実際に運用してみないと感覚的に理解できないと思いますので、一度設定をして確認をしていきましょう。

2010年〜2020年の10年間の推移を見ると、72円〜104円の中で推移しています。中心で分けると88円となり、88円以下であれば上がる可能性が高く、88円以上であれば下がる可能性が高いと考えられます。

今回は、買い設定でトラリピを仕掛けるので、この88円を上限で設定します。下限は、直近5年で見ると76円程度となっているため、
一旦74.4円に設定しています。88円から0.8円幅で仕掛けたため、74.4円と端数が出ています。ここは後ほど解説します。

実際に設定する前にロスカットの試算をしておきましょう

資金と通貨ペア、レンジを選んだら、トラリピ試算表で何本注文を入れたら想定ロスカットレートよりも上になるか試算をしてみます。

トラリピを仕掛ける上で、最も重要なのはロスカットさせないことです。ロスカット(強制決済)さえされなければ、いずれ相場は戻りますので決済されます。
入金している証拠金でロスカットされない範囲で設定をすることがポイントです。

トラリピ試算表で確認

ホーム画面のトラリピ試算表をクリック

必要な項目を入力していきます。

買い設定を選択
通貨ペア:CAD/JPY
運用資金は:300,000
レンジ:74.4〜88
トラップ本数:18
注文金額:0.1
利益金額:円を選択:800円
決済トレール・ストップロス設定なし

計算スタートをクリックするとロスカットレートが自動計算されます。

ロスカットレートは67.2円と表示されています。
この設定であれば、カナダドルが67.2円に下がるまではロスカットされない設定となります。リーマン・ショック時の最安値でも68円程度でしたので余裕を持った設定となっています。

今回は、トラップ本数18本で設定していますが、この本数は運用資金で変わってきます。運用資金とロスカットレートを確認しながら何パターンか確認してみると良いと思います。

更に設定をする前、私はこのような表をエクセルで作っています。入力する際確認できますのでおすすめです。

左側の18本の設定が、今回のトラップ0.8円幅の設定となります。
更に資金が60万ある場合は、右の設定も合わせて設定(トラップ36本で設定)すると0.4間隔となりより利益がでる設定となります。
追加の仕方は後ほど説明します。

実際に設定してみよう

トラリピ注文から進めていきます。注文画面画像。

通貨ペア:CAD/JPY
売買:買
レンジ:74.4〜88
注文金額:0.1
トラップ本数:18
利益金額:円を選択:800円
決済トレール・ストップロス設定なし

設定をしたら、左の緑色の「トラリピリスク試算」をクリック
運用予定額300,000円を入力すると、ロスカット水準が67.2円となりました。
先程のトラリピ試算表と同じ結果となっています。

最後に赤の「確認」をクリックして内容を確認します

74.4円の時1000通貨注文をして、75.2円になったときに売ると800円の利益が出る設定となっています。
これが0.8円ごと18本の設定となります。

問題なければ確定をクリックすれば設定終了です。できるだけ相場が動かない土日に設定をしましょう。

ロスカットレートとは

今回、トラリピ試算表でロスカットレート67.2円となっていますが、このロスカットレートについて解説します。

ロスカットレートとは、全てのポジションを持った際、相場が67.2円までさがると ロスカットするという意味です。
ロスカットとは、強制的に決済されてしまうということです。

88円から、相場が一気に67円まで下がると、設定しているトラリピ18本全て買い注文が入ります。
88円×1000+87.2円×1000+・・・という形で、18本分のポジションを持ったまま、相場が67.2円となると、用意している30万円では評価損が払いきれなくなるため、強制的に決済がされます。

カナダドル67.2円というのは、2000年以降の最安値リーマンショック時の68.4円を下回る価格となりますので、そこまで下がる可能性は低いと思いますが絶対ではありません。そこまで下がってしまった場合は撤退となります。(または追加の資金を入れて上がるまでしのぎます)

30万トラリピ 月々の積立と利益でトラップを追加

今回の0.8円間隔のトラップでは、それほど利益は上がりません。
今後の運用方針としては、毎月の積立や、利益の積み上げで徐々にトラップを増やしていきます。

カナダドル/円の場合、トラップ1本追加するには約20,000円ほどで見ておくと安心です。
毎月2万円積み立てるか、利益と積立で20,000円増えたところで追加していきましょう。

トラリピ試算表 20000円で試算。85円1本仕掛けた際、ロスカットレート67.7円。

トラップ追加のイメージ

当初74.4円から88円まで18本の設定に対して、0.4円ずらして新しい設定を追加してていきます。
これで36本、0.4円幅の設定となり、必要な金額は倍の60万となります。

資金があればまとめて追加もできますし、2万円増えるごとに1本づつ追加もできます。
先程のトラリピ設定で、レンジをピンポイントで設定します。

現在の価格の周辺から追加をしていきましょう。

まとめ:トラリピはロスカットしないレンジ幅の設定がキモ

今回は30万円で始めるトラリピの設定を紹介しました。30万なら0.8円幅、60万になれば0.4円幅までトラップを追加していけます。

また、設定したレンジからカナダドル価格が上に抜けたり下に抜けたりした場合はレンジ幅の見直しも必要となります。

現在の設定を一度取り消して、再度新しいレンジで設定をします。その際残ったポジションは、手動で決済をしていく形となります。
今後その方法も、発信をしていきたいと思います。

まずは、30万でトラリピの設定をしてみましょう。

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