
AUD/USDが大きく下がっているけど設定はそのままで良い?
これから先のトラリピ設定方法を教えて。
今後の私の設定を解説します。
簡単に自己紹介します。
40代のごく普通のサラリーマン。30代かから投資信託を中心に積立投資を始めましたが、なかなかセミリタイアするまで貯まらず、最近は一部をトラリピ、トライオートETFなど自動売買にも資金を回して資産運用。今年から仮想通貨も再開。自動売買では、月平均40,000円ほど利益を出しています。積立も合わせて早期セミリタイアを目指しています。
8/18 ニュージーランド長期金利が0.25%に据え置きという発表がありました。利上げがなくなったことで相場が大きく動き、私のトラリピもAUD/NZD、NZD/USDでかなり決済されています。
NZD/USDについては、今回の相場変動で、トラリピ設定に対して下抜けしてしまいました。
逆に一時期止めていたCAD/JPYが85円台まで下がってきているため、こちらを再稼働させていきます。
トラリピって何?という方はこちらの記事をどうぞ。


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私のトラリピ実績の推移




2019年からトラリピを始め、少しずつですが利益が積み上がっています。
そんなに増えていない感じがしますが、20年は年利で12%前後でした。年利については、10%を目指しているのでまずまずの結果だと思っています。
現在は、年利10%を目指しながら、年齢的には若くはないのであまりリスクを取らない運用を心がけています。
トラリピ CAD/JPYの特徴
トラリピのCAD/JPYはトラリピを始めた当初から運用している通貨ペアとなります。
カナダドル/円チャート


カナダドル/円の長期チャートですが、2005年に大きく上がったことはあるものの、概ね72円から104円の中に位置しており、一定のレンジ(相場の幅)の中で上下に頻繁に動いています。
長期に渡って一定方向にずっと下がり(上がり)続ける通貨ペアは、仕掛けるレンジの幅が広くなり、必要な資金も多くなるためトラリピには向いていません。
比較的狭いレンジの中で価格が上下するペアほどトラリピでは決済されるので、CAD/JPYはトラリピ向きの通貨ペアといえます。
カナダドル/円の設定ポイント
レンジ幅の設定
CAD/JPY長期チャート


2010年〜2020年の10年間の推移をみると、72円〜104円の中で推移しているのがわかります。中心で上下に分けると真ん中が88円となります。
この範囲のなかで相場が動くと仮定すると、88円以上であれば下がる可能性が高く、88円以下であれば上がる可能性が高いと考えられます。
この88円を中心として、上を売り設定、下を買い設定で仕掛ける「ハーフ&ハーフ」という戦略もありますが、売り設定についてはマイナススワップが発生するため、私は88円以下の買い設定のみ稼働させています。
ロスカットレートの設定
トラリピの場合、ロスカットにさえさせなければ、いずれ相場は戻り利益が出せます。場合によっては数年かかる場合もありますが、とにかくロスカットをさせないことがポイントとなります。
ロスカットレートはリーマン・ショック時の最安値の68円で設定をします。リーマン・ショック以上の大暴落が起こり、68円以下となった場合は残念ながらロスカットとなりますが、そこは投資ですのでゼロリスクはありません。
今わかっている最悪の状況で設定をします。
私のトラリピ設定を紹介
現在はカナダドル以外にも、下記の設定で運用をしています。以前はカナダドルが88円を越えてしまったので、あまり追いかけずにNZD/USDに運用に切り替えていました。
こちらもかなり稼げましたが、8月中旬からレンジを下抜けしてしまっっています。当初計画したレンジの中での運用が基本なので、こちらは追いかけずに設定を解消します。
現在の設定内容


毎月40,000円を積み立てて、現在は一番稼いでいるAUD/NZDのトラップ追加を行っています。カナダドルの追加トラップについては、当面83円台までにしてそれ以上下がった場合は追加を検討したいと思います。
これだけではわかりにくいので実際の設定を見ていきます。
実際の設定方法:NZD/USDを止めてCAD/JPYを稼働
トラリピ設定する際が、毎回設定内容を下のように書き出しています。こうすると理解が深まり間違えなくなります。


現在この黄色に色付けされている部分でトラップを仕掛けています。黄色が一部のCAD/JPY、AUD/NZDは追加トラリピで、毎月40,000円の積立や、利益が積み上がるごとに設定を追加しています。
それぞれの通貨の設定については、別記事で詳しく説明していますので確認をお願いします。


今回は、NZD/USDの削除方法とCAD/JPYの設定方法を解説します。
①NZD/USDの設定削除
トラリピ管理票から削除する通貨ペアを選択。右側の「変更・取消」をクリック




ポジションを持っていても、持っていなくてもポジションを残すか聞いてくるので、ポジションを残すを選択します。


ポジションが残っている場合は、手動決済となりますので相場の状況を見て決済をしていきます。
②CAD/JPY設定
先程のトラリピの一覧表(エクセル)を見ながら設定をしていきます。
今回の設定
売買:買
レンジ:88.00〜74.00
注文金額(万):0.1
トラップ本数:36
利益金額:800
この内容で設定していきます。


追加設定で、自分でわかるようにメモをしておきましょう。レンジ幅、利益金額など。決済トレール、ストップロスは設定しません。
確認を押すとシュミレションでロスカットレートが確認できます。運用資金600,000円を入力して、試算するをクリック。ロスカット水準が67.013円となっています。
CAD/JPYが67円まで下がるとロスカットされる設定です。設定した68円より下回っているのがわかります。


実行をクリックすれば設定完了です。平日相場が動いている時に設定すると、間違っていてもすぐに注文が入ってしまします。相場が動いていない土日に設定することをおすすめします。
今回は資金60万での設定を紹介しましたが、30万の場合は、トラップ本数半分にすれば設定できます。
詳しい設定方法がこちらの記事を参考にしてください。


今後の方針
当面このままカナダドルで運用をしていきます。また、円安になりカナダドルが88円を超える状況になれば、稼働を中止 して、その時の相場状況によりますが、再度NZD/USDを再稼働させます。
設定は一度行ってみればそれほど難しくないため、その都度設定を変えていく方針で運用していきます。
まとめ【カナダドル/円は稼ぎやすいトラリピの通貨ペアです】
トラリピを始めてから長期に渡ってカナダドル/円の運用をしていました。過去はハーフ&ハーフでかなり広いレンジで運用していましたが、マイナススワップが嫌なので、現在はNZD/USDとの併用で運用を行っています
何度か設定をしてみれば、設定自体は簡単なのでぜひ試してみてください。
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