ナスダック100トリプル
S&P500500ダブル
の分割が決まったけど、分割後の設定はどうすれば良い?
こんな疑問に答えます。
私は、トライオートETFで19年から運用開始、毎月2〜3万の利益を出しています。1月13日に決まったナスダック100トリプル、S&P500ダブルの設定について解説します。
結論
ナスダック100トリプルは一旦休止します・・・。
米国長期金利は2.5まで上昇。今後利上げも進むため、ナスダック100に多く含まれるグロース株については、今後厳しい状況が予想されます。
分割後米国は3連休となり相場が休みでしたが、連休開けナスダック100は大きく下げました。
今後まだ下がる可能性が高いため、一旦設定は休止し現在持っているポジション分だけ資金を残す対応をします。
S&P500ダブルについては、設定を変更しながら継続していきます。
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トライオートETF私の運用成績は?
ナスダック100トリプル
2020年に50万から始めたナスダック100トリプルですが、コロナ後の急激な上昇で、2年で倍近くに増えました。
ずっとこの状態が続くことは無いと思いますが、上下の変動が激しい指数のため、短期で決済をし続けるトライオートでは、利益が出やすいETFだと思います。
S&P500ダブル
ナスダック100トリプルの新規取り扱い不可となってから始めたS&P500ダブル。ナスダック100トリプルほどでは無いですが順調に増えています。ナスダック100トリプルより価格の動きは激しく無いので、レンジを狭めて効率を上げる運用をしています。
ナスダック100トリプル S&P500ダブルの分割とは?
分割
【出典】インヴァスト証券HP
ETFは取引の利便性を考慮し100ドル前後での取引が前提となっています。
ETFにおける分割とは株式の分割同様、既に発行されている株式を、1株を2株、3株などに分割することを指します。
価格は分割した割合によって調整され、理論上資産価値には影響はありません。
例えば、株価が1,000円の株式が1:2の株式分割(1株を2株に分割)をした場合、分割後の保有株数は2倍になりますが、理論上、1株の株価は500円となります。
昨年1月にもナスダック100トリプルは分割を行っています。価格が大きく上がりすぎると株式同様に分割がされます。
分割後にどう変わる?
・価格が半分に
・口数が倍に
・利益金額が半分に
基本的にはこのままの設定でも構いません が、利益金額については、例えば3ドルの設定としておくと1.5ドルとなってしまいます。利益金額については、低すぎると決済はされますがトータルの利益は下がる可能性があるので、調整をすることをオススメします。
シュミレーションをしてみると、利益金額が3ドルよりも5ドル、5ドルよりも8ドルのほうがトータルの利益が高くなる傾向があります。
ただしこのへんは難しく過去の実績を見るとそうでも、今年のナスダックが去年ほど上がらない可能性が高いと思われますので、4ドル、6ドルの2パターンでの設定を行いたいと思います。
インフレを抑えるため、米FRBは利上げを予定しており、利上げとなるとIT株などグロース株の多いナスダックは、下がる可能性も高いと思われます。
2022年は特に長期で持つにはリスクがあると思いますが、トライオートETFの場合、上がっても下がっても、相場が動けば利益が出る仕組みなので今年も継続したいと考えています。
分割後の設定はどうする
ナスダック100トリプル
ナスダック100に含まれるIT関連の株、GAFAMと呼ばれる銘柄は、米国長期金利(米国10年債利回り)が上昇すると下がる傾向にあります。
年明けから様子を見てきましたが、長期金利上昇とともに、徐々に下がってきています。3月利上げも予定されているので、更に下がる可能性もあり、今年については、元の価格に戻らない可能性もあります。
トライオートETFの場合、価格がさがっても、相場が上下すればそこで決済がされるため利益は出ますが、一方的な下げ相場では利益が出ません。少し様子見と考えています。
S&P500ダブル
こちらも同じタイミングで分割となりました。当初から50万の元本で狭めにレンジを設定してまずまずの運用実績となっています。
分割されたことで、2ドル間隔の設定が1ドル間隔となり、レンジもかなり狭くなっています。
分割前
レンジ 116〜150ドル 2ドル間隔
115〜149ドル 2ドル間隔
利益幅 3ドル
分割後
レンジ 58〜75ドル 1ドル間隔
57.5〜74.5 1ドル間隔
利益幅 1.5ドル
このように設定が変わっています。このままでも良いですが、利益幅1.5ドルはあまりにも狭いので設定変更しました。
設定変更方法
①一度現在の設定は休止
②ビルダーで再設定
③持っているポジションの部分だけ一旦休止
①現在の設定は休止
詳細から全停止をクリック。現在持っているポジションは持ったまま新規の注文が休止となります。
持っているポジションは、利益金額分上がった時点で自動で決済されます。
②ビルダーで再設定
S&P500ダブルは新規での設定ができます。わかりやすくするため、新規で設定を行います。
・設定時点の価格65ドルを中心に、41〜80ドルの40ドルの範囲でレンジ設定
・1セット2口ずつの注文で約20万必要となりますので、これを2セット注文で40万は必要
・同じ設定2セットでも良いですが、1ドルずつずらして利益金額も4ドルと6ドルで設定
6ドルのほうが過去実績のシュミレーションでは、利益率が良いですが今後の動きは読めないため、4ドルと6ドルの両方を設定して動きを見ていきます。
長期金利の上昇で、S&P500についてもGAFAMと言われるIT株の比率が高いため、NASDAQほどではないですが、2022年は動きが悪いと見ています。
また、分割しているので動きも理論的には半分になりますので、6ドルだけでなく4ドル設定もしています。動きが悪いようであれば、3ドルも検討します。
1月21日時点のS&P500ダブルの推移
1月から大きく下げていましたが、少しずつ改善してきています
③持っているポジションの分だけ休止
新しいビルダーで設定をしたので、以前持っていたポジションがそのままになっています。このままだとその分資金が余分に必要になるため、設定を休止しておきます。
旧ぽポジションは価格が上がれば自然に決済されますので、そのままにしておきます。
今回の設定を表にしています。
スタート時の70ドルを中心に52〜90ドルの設定を行いましたが、相場が下がってきているので10ドル下に下げた設定に変更しています。現在持っているポジションは、休止にして決済されたら再開します。
ロスカットレートは価格が最大70%下がった時の設定で80ドルの30%で24ドルに設定。
円が下がっていますので、ドル/円のレートは125円に変更しました。
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ビルダーの設定方法
・マルチカスタムを選択
・S&P500ダブルを選択
・レンジ、利益金額等設定に合わせて入力していきます。
・ロジック追加をクリックすると設定が確認できます。
シュミレーションを行い最後に稼働
まとめ
2022年は米国のインフレの拡大、量的緩和の縮小、利上げと昨年とは大きく株価をめぐる状況が変わります。S&P500やナスダックは調整局面に入ると思います。長期投資している方はレバレッジをかけずに積立をする良い機会ですし、短期トレードであれば、相場が動けば利益が出るので、様子を見ながら継続していきます。
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