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リストラ、早期退職に怯える50歳管理職。会社に頼らない生き方を目指して、FX、仮想通貨、ETF、NISAなどで資産運用+ブログ収入でセミリタイアを目指します。
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NISAを使った積立の始め方 23年10月末+1,245,924円でした

困っている人

NISAの仕組みがよくわからない。
どうやって始めたらよいの?

こんな疑問にお答えします。

毎月積立しているNISA

23年10月末で+1,245,924円となりました。資産総額は4,011,952円。毎月コツコツ40,000円をNISA口座に積み立ているだけです。

NISAで積立するメリット・デメリット 口座開設について説明します。

この記事でわかること

・NISAのメリット・デメリット
・一般NISA・積立NISAの違い
・どの証券口座で始めればお得?
・おすすめの銘柄は?
・口座開設方法

2024年から新NISAが始まりますが、今年中につみたてNISAを開始しておくと、今年の枠分がお得になります。つみたてNISAからはじめてみましょう。

目次

NISA運用実績の推移

NISA残高推移グラフ
NISA残高推移
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10月は株価が若干下がっていますが、利上げも年内で打ち止めと
考えられるので、株価は回復すると考えています。

積立銘柄詳細はこちら

NISA銘柄別残高

楽天証券口座で「楽天・全米株式インデックスファンド」を楽天キャッシュで毎月積立。楽天カードから楽天キャッシュへ変える際にポイントがたまります。

23年前半は株価が下がって厳しい状況でしたが、だんだん株価が上がっていますので、利益金額が大きくなっています。

22年7月から楽天カード払いではポイントが付かないように制度が変わりました。楽天キャッシュから引き落とす設定にするとポイントが貯まりますので設定を変更しておきましょう。

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VT・VTIは楽天VTIができる前積立したもので今は配当金の再投資のみ行ってます。海外ETFは、米国で配当金に10%課税されるため、楽天VTIのほうがメリットがあります。

NISAってなに

NISA(ニーサ)とは、毎年決まった非課税の投資枠の中で投資を行い、投資をした上場株式や投資信託・ETFなどの値上がり益、配当金(分配金)が非課税になる制度です。


通常株式や投資信託は値上がり益に対して約20%の税金がかかりますが、その分が非課税となります。

投資目的や金額にあわせて「一般NISA」か「つみたてNISA」が選べます。

人生100年時代となっている現在、定年まで40年働いて60歳から同じ40年間を年金だけで生活していくというのは不可能です。年金制度は実質破綻しており、もらえる年金は無くならないとは思いますがいくら貰えるかは将来的には不透明となっています。

老後の資金は自分で用意しなければなりません。NISAはそのために国が用意した資産の運用制度です。

とてもお得なので使わない手はありませんが、デメリットもありますので合わせて解説していきます。

長期運用の凄さを確認しよう

NISA・つみたてNISAは基本的には老後に備えて長期で運用していく仕組みです。ここでつみたてNISAを限度額の毎月33,333円に設定して、20年、30年と積立した場合を見ていきましょう。

後ほど説明しますが、積立する銘柄は「楽天全米株式インデックス(楽天VTI)」とします。

楽天VTIは、米国の資産運用会社ヴァンガードが提供するETF「VTI」を楽天が投資信託として販売しているものです。値動きはVTIに連動しますのでVTIの実績で試算します。

VTIの過去20年間のリターンは約8.64%と非常に高くなっています。出典:ヴァンガード

もしこのVTIを毎月33,333円 20年間積立していたとすると、元本792万円が1,943万円まで増えたことになります。(信託報酬(手数料)等は今回加味していませので仮で8%で試算しています。)

金融庁のつみたてNISA特設サイトで実際に試算できますので確認してみましょう。

>>>金融庁 つみたてNISA特設サイト

これを30歳から60歳まで30年間続けたとすると、元本1,188万円がなんと4,918万円まで増えます。

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これが複利・投資のパワーです。投資は絶対ではありませんが過去実績ではこのようになっており、今後も長期的に見れば近い結果となる可能性が高いと考えています。

VTI長期チャート

VTI長期チャート

VTIの20年間のチャートです。リーマンショック、ITショック、コロナショックなどで暴落しているときもありますが、どこから積立を始めても増えていることがわかります。

米国は先進国の中でほとんど唯一人口が増えている上に、ITなどのイノベーションが盛んなため、今後も経済が伸びていくと考えられます。

逆に人口がどんどん減り、高齢化していくためイノベーションの起こらない日本に投資するのは厳しいでしょう。

一般NISA・つみたてNISAの違い

大きな違いは、①運用期間 ②年間上限額 ③取り扱い銘柄となります。

①運用期間

  • 一般NISA : 最長5年、ただし、運用枠が残っていればロールオーバー(再投資)してさらに5年延長可能
  • つみたてNISA : 最長20年

②年間上限額

  • 一般NISA : 年間120万円
  • つみたてNISA : 年間40万円

③取り扱い銘柄

  • 一般NISA : 国内株式・外国株式・ETF・投資信託
  • つみたてNISA : 国が定めた基準を満たした投資信託のみ

結局どちらで運用するのがいいの?

一般NISAで運用するなら
  • 年間40万以上運用できる
  • 投資信託だけでなく、個別株も運用したい
  • 自分のタイミングで株を買いたい
つみたてNISAで運用するなら
  • あまり無理せずに、投資についてそれほど時間はかけたくない。
  • 年間投資できるのは40万円未満
  • 個別株等リスクが高いものは抵抗がある
  • 投資初心者



こんな感じです。それぞれの投資スタイルで選べばよいと思いますが、初心者の方で個別株に投資しないのであれば「つみたてNISA」で良いと思います。

始めてみて色々興味が湧いてきたら翌年からNISAに変更することもできますよ。

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ちなみに私はNISAで運用しています。
理由としては、年間40万以上投資していること。つみたてNISAの制度ができる前からNISAで運用していた残高があるため、ロールオーバーという仕組みを使って非課税期間を延長しています。

NISAのデメリット

運用期間中20%の税金がかからないのが最大のメリットとなっているNISAですがデメリットもあります。

デメリット:損益通算ができない

株や投資信託については、価格が下がってマイナスがでた場合は、利益が出ている銘柄と相殺されて税金の節約ができます。

NISA・つみたてNISAについてはこれができません。評価がマイナスの時に売却するとメリットは活かせません。

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長期投資が前提で運用をする仕組みですので、長期的に相場は上がっていくと考えると、それほど心配はしなくて良いと考えています。

おすすめ証券会社+積立方法

おすすめ①:楽天証券+楽天カードでつみたて

普段から楽天カード、楽天ポイントを使っている方は楽天証券+楽天カードでの積立がおすすめ

楽天カード払いで積立されるので、積立金額に対して楽天ポイントがつきます。

ただし、いくつかサービスの改悪があり、ポイントが1%だったものが0.2%に大きく改悪されると発表がありました。(2022年9月より)

私の場合は、普段楽天銀行カードをメインで使っていてスマホは楽天モバイルなので、たまった楽天ポイントを使って積立の一部に当てています。

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毎月40,000円の積立のうち、2000円分ぐらいは楽天ポインを積立てています。

楽天カードをメインで使っていない方にはあまりメリットが無い状態になってしまっています。

おすすめ②:SBI証券+三井住友カード積立

楽天証券に変わって最近注目されてきているのが、SBI証券+三井住友カード積立です。

SBI証券では、保有している投信金額に応じたポイント付与もあり、三井住友カード払いで積立を実施すれば積立金額に応じて0.5%のVポイントがつきます。

たまったVポイントはそのまま積立にも使える上に、Visaタッチの決済や、dポイント、WAONなどにも交換できます。

更に三井住友カードは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンやマクドナルドなどVisaタッチで支払うと還元率が5%となります。

コンビニやマクドナルドを多く使う方については非常にお得なカードです。

さらにゴールドカードにすると、積立に対して1%とポイントアップ。年会費5,500円ですが、年間100万円以上利用で翌年以降 年会費永年無料!

ただし、普段の買い物に使う場合は、楽天カードのほうが還元率が高い状況です。コンビニをよく使う人はメリットあり。

空港ラウンジが使えたりゴールドカードならではの特典が数多くあります。

積み立てる銘柄選び

つみたてNISAで口座開設をしたことを前提で進めますが、おすすめの投資信託は以下の2品です。

おすすめする規準は
・全米に投資をする銘柄である
・販売手数料0円(ノーロード)
・信託報酬が安い

この3点をポイントに選んでいます。20年〜30年に渡って投資する商品なので、手数料が高いのは致命的です。販売手数料無し、信託報酬(運営会社が得る手数料)は、できるだけ安いものを選びましょう。

おすすめの銘柄はこの2品

①eMAXISSlim米国株式(S&P500)
②楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天証券のNISAで買われている商品ランキングで1位と2位になっている銘柄です。どちらも全米の株式に投資する投資信託となっています。

出典:楽天証券

①eMAXISSlim米国株式(S&P500)

米国株式市場S&P500に連動した投資信託です。

販売手数料は無料(ノーロード)

運用管理費用(信託報酬):0.0968%

S&P500チャート

米国の主要株式500銘柄に投資した商品です。基本的には右肩上がりのチャートとなっており、リーマンショック、ITバブルが弾けてもそれ以上に伸長しています。

②楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

販売手数料無料(ノーロード)

運用管理費用(信託報酬):0.132%

VTIチャート

こちらもS&P500同様に、全米全体に投資している銘柄となりますので右肩上がりとなっています。

VTI(ETF)

楽天VTIの大本であるヴァンガードのVTIを直接買う方法もあります。しかしこちらは一般NISAのみの取り扱いとなります。

こちらのメリットは経費率が0.03%と経費(投資信託の信託報酬に当たる手数料)が非常に安いことです。

デメリットとしては、現在の価格が25,000円程度となっているため、一口買うにも25,000円必要になります。相場の変動で価格が変わるので、毎月一定金額で少額からの買付はできません。

また、年4回配当金がでますのが、その配当金に対して米国で税金がかかります。

NISAは非課税なのが魅力ですが、海外ETFの場合は、配当金に課税されるので注意が必要です。

毎月少額でなくてもよく、手間がかかっても良ければVTIのほうが手数料分お得です。

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私の場合、毎月一定の金額を買付したいので、VTIから楽天VTIに変更しました。

口座開設方法

口座開設は、それぞれの証券会社のHPから簡単にできます。

口座開設に必要なもの

メールアドレス
運転免許証などの身分証明書
マイナンバー
(マイナンバーカードがあれば運転免許証はいりません)

スマートホンで手続きを行えば、本人確認書類の写真撮影、写真の撮影で完了。郵送での手続きは不要です。

>>>楽天銀行で口座開設

>>>SBI証券で口座開設

口座開設後 積立NISAの手続きを行います。

クレジットカード発行

振込 での積立もできますが、ポイントがもらえるカード引き落としでの積立のほうがお得です。合わせてクレジットカードも作っておきましょう。どちらも年会費無料です。

>>>楽天カードをつくる

>>>三井住友カードをつくる

まとめ

話題の老後2,000万円問題ですが、積立NISAで口座開設して愚直に毎月33,333円を20年以上全米株式に積立すれば、2,000万円を達成することができます。

しかしこれは口で言うほど簡単ではなく、20年間のうちに株価が暴落して売りたくなったり、大きく株価が上がって利確をしたくなったりと誘惑や迷いが多く、多くの人は続けることができません。

また、収入が安定していなければ毎月30,000円以上の積立を続けること自体ができなくなります。

長く続けるには、同時に節約を実施する、給料が振り込まれたら先に33,333円を積立て残りの金額で生活する。あまり株価の上下で一喜一憂しない。など工夫する必要があります。

また、余剰資金があれば、個別株に投資することや、ビットコインなど仮想通貨の積立してみるなど考えても良いと思います。

もう20年も待っていられない、早くセミリタイアをしたいと言う方は、FXによる投資も解説していますのでそちらもご覧ください。

FXを使った資産運用

積立NISAでは、8%の運用益で試算をしていますが、FXを使った運用では10%以上の運用益を目指しています。

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