NZD/USD売り設定がマイナススワップ発生。このままの運用で良いの?
10月は、AUD/NZDが大きく回復したためかなり利益が出ていますが、その裏でレンジ内に戻ってきたNZD/USDがマイナススワップとなっています。いくつかポジションを持っていたのでマイナススワップが大きくなってきてしまってます。
マネースクエア スワップカレンダー
NZD/USDは売りでの設定をしているため、1日あたり10,000通貨で29円のマイナススワップとなります。悩ましいところです。
そこで、前から気になっていた手動トラリピにもチャレンジしました。後ほどその様子も報告します。
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10月末までの私のトラリピ運用実績
累計の利益が50万を越えました。感慨深いです。最近ではトラリピだけで20,000円を超える利益、トライオートETFも合わせると4〜5万の利益を出せるようになりました。
毎月4〜5万の利益が出ると、パートで仕事をしているようなもので少し生活に余裕が出ます。ただし確定申告で20%は持っていかれます!
10月の確定利益は+130,365円とかなり良い結果でした。あっきんさんの一撃必殺を真似して、一時的に50万を口座にプラスして、1.03ドルの時と1.04ドルの時に6万通貨ずつを買い、1.05ドルで売りかなりの利益が出ています。
実績
タイミングよくポジションを持てたので、10万以上の利益を出すことができましたが、マイナススワップは大きいですね。
次回はマイナススワップの少ないセントラル短資FXで実施する予定です。口座開設をしました。
AUD/NZDグラフ
AUD/NZDは過去5年間で見ると、1.03ドルまで下がった後、比較的早いタイミングで回復していることがわかります。20年3月のコロナショックでは、1.01まで下がっているので絶対ではありません。リスクはあります。
この1.03ドルあたりでポジションを持っておくと、比較的早いタイミングで上がって利益が出せます。
トラリピ私の運用通貨ペア
10月はメインで運用しているAUD/NZDとレンジを外れてしまっているCAD/JPYとNZD/USDの3通貨。NZD/USDがレンジ内に戻ってきたことでポジションを持ちましたが、マイナススワップが発生しています。
私の運用している通貨ペア
11月からはNZD/USDは手動トラリピに移行
マネースクエアのトラリピでは、NZD/USDで10,000通貨あたり、1日29円のマイナススワップとなります。基本長期で運用していくトラリピですのでできるだけマイナススワップは避けたいところです。
FX会社スワップ比較
自動売買が楽なのでマネースクエアで運用していましたが、他のFX会社も調べてスワップを減らす方法を探って見ると?
(スプレッドも合わせて比較)
同じNZD/USDでも、こんなに違います。
注)スプレッド、スワップは変動しますので、調べたタイミングで異なります。ご注意ください。
手動トラリピ設定方法
今回は、マイナススワップの少ない、みんなのFXを使って手動でトラリピをする方法を解説します。
口座開設は簡単にできます。>>>こちらから
手順はこんな感じです。
・注文する通貨・レンジ・本数を決める
・注文するトラップのリストを作成
・1本ずつ設定
・決済されたらまた注文
順に説明します。
注文する通貨。レンジ・本数を決める。
口座開設したら入金しますが、いくら入金するか決めなければいけません。予算・注文する通貨・レンジ・本数を決めていきます。
今回通貨はNZD/USDを解説します。
NZD/USDチャート
コロナショックで大きく下がる事はありましたが、相場は一定方向に動くのではなく、上下を繰り返すレンジ相場になっています。最近の動きを見て赤枠で囲ったレンジでの設定をしていきます。
今回の設定
通貨 :NZD/USD
売買 :売
レンジ幅 :0.692〜0.8
利益幅 :5ドル
トラップ本数 :28本
ロスカットレート:0.89
必要資金 :600,000円
詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
私の場合は、この30万円の設定の倍の60万円からスタートしています。
レンジの幅は一緒でトラップ本数を倍にする感じです。
注文するトラップのリストを作成
特に手動でトラリピをやるには、エクセル・スプレッドシートで注文するトラップを書き出す必要があります。これをやらないと、漏れがあったり設定を間違ったりしますので必ず作りましょう。
私の場合、左側の0.692〜0.8で一旦設定を行って、利益が出たり積立したタイミングで、右側のリストの分を現在の価格中心に追加していきます。1本あたり約28,500円で見ています。0.685の時と0.8の時で必要資金は異なるのでざっくりの価格です。必要資金の出し方は事項で詳しく説明します。
必要な資産の算出はどうやる?
今回60万での設定をしていますが、60万でどこまで耐えられるか出したものがロスカットレートです。すべてのポジションを持ったまま、0.89ドルまで上がるとロスカットされます。
この0.89ドルはここ20年でチャートを見た際の、最高値が2011年7月ごろの0.88ドルだったため、そこまで上がってもロスカットされないレートで設定しました。
必要資金はマネースクエアのトラリピ運用試算表を使います。
トラリピ運用試算表
対円ではないので、対米ドルを選び、売り新規を選択します。
先程の設定に合わせて入力していきます。運用予定額、レンジ幅、仕掛ける本数など・・・
最後に計算スタートをクリックすると、ロスカットレートが出ます。設定した0.89ドル以上になっています。これで安心です。
1本ずつ設定を行っていきます。
今回はみんなのFXの画面で解説します。ほとんどのFX口座で設定方法は同じだと思います。
①ホーム画面からFX→WEBトレーダーを選択します。
②取引は「IFD」を選択。IFDは「if done」の略でイフダン注文と言い、いくらで買って(売って)いくらで売るか(買うか)を設定する方法です。
③通貨ペアをNZD/USDにして、数量から入力していきます。1LOTが10,000通貨となりますので、今回は0.1を入力。
先程のエクセルの表を見ながら、売り価格と買い価格を入力していきます。
この場合は、売り設定 0.692ドルで売って、0.687ドルで買う設定です。現在の価格より下の価格で入力する場合は「逆指値」を選択肢ないと注文ができません。決済の方は指値のままで大丈夫です。
注文 をクリックします。
④必ずこの確認画面で間違いが無いか確認します。LOT数や、価格を間違うとこの想定損益が異常値になるので気づきます。注文実行をクリックすれば完了です。
このまま60万設定の場合は28本分同じ設定を繰り返します。最初は大変ですが、1度やってしまえば毎日が決済された分だけ再設定をします。
決済されたらまた注文を実施
相場が動いて、注文・決済が発生すると、手動トラリピの場合再度設定が必要になります。決済が発生するともとの設定がなくなってしまいます。
約定履歴の画面で決済状況が確認できますので、この決済が発生している価格で再度設定します。決済価格なので、注文価格を先程のエクセルで確認して注文を入れていきます。
慣れれば、ほんの数分で設定できますが、相場が動くたびに設定が必要になります。自分の場合、都度では無くて夜にまとめて実施しています。
チャンスロスが若干あるかもしれませんが、デイトレードをしているわけでは無いので。あくまでもトラリピの補完で考えています。
私のトラリピ今後の方針
当面以下の方針で運用していきます。
・NZD/USDは、みんなのFXで手動トラリピ。毎月積み立て実施
・CAD/JPYは、現在休止中、88円を切るぐらい下がれば再開
・AUD/NZDは、トラリピ継続。せま得を活用して長期運用。レンジについては新しい設定を模索中
大きく下がれば、また、一撃必殺を起動。その際は、マイナススワップの少ないセントラル短資FXを使用
まとめ【NZD/USDは当面手動トラリピで運用】
AUD/NZDは、一旦1.03NZドルまで下がった後、1.05NZドルまで一気に上がったため利益を出すことができました。なかなかこのような機会は無いのと、絶対に上がるとは言い切れないのと、マイナススワップも大きいので実施する際は、余裕を持って実施しましょう。あくまでも自己責任でお願いします。
NZD/USDはレンジ内に戻ってきたものの、マイナススワップが大きくなっているので、当面はみんなのFXで手動トラリピを実施します。
1週間ほど実施した感想としては、設定は一度行えばそれほど大変ではないことと、一日1回程度、決済された設定を追加すればいいだけなので負担はあまりないですが、資産の管理は、口座が分かれる分面倒くさくなるのと、こまかく言えば、アプリが別々になり両方開いたりと手間はかかります。
しばらく続けてみて、継続するか・マイナススワップが大きくてもほったらかしの自動売買(トラリピ)に戻すか判断して行きたいと思います。
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トライオートETFでの運用もしています
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