ナスダック100トリプルが使えなくなった今、次は何を運用すればよいの?少額での始め方を教えて。
こんな疑問に答えます。
S&P500ダブルを50万円から始めてみます。
簡単に自己紹介します。
40代のごく普通のサラリーマン。30代かから投資信託を中心に積立投資を始めましたが、なかなかセミリタイヤするまで貯まらず、最近は一部をトラリピ、トライオートETFなど自動売買にも資金を回して資産運用。今年から仮想通貨も再開。自動売買では、月平均40,000円ほど利益を出しています。積立も合わせて早期リタイアを目指しています。
私のトライオートETF運用実績は?
2019年末からトライオートETFを始め、20年の50万円から少しずつ利益が積み上がっています。
7月中旬に資金を追加して、ロジック追加もしましたが、ナスダック100トリプルの新規取り扱い休止を受けて、ロジックを縮小。また、ナスダック100トリプルの価格が130ドルを越えたため、ポジションも減っている状況です。
このままでは効率が悪いため、前回追加した50万円を使って別のロジックを稼働させます。
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トライオートETF なぜS&P500ダブルで設定
今まで、ナスダック100トリプルで運用していましたが、8月よりS&P500ダブルでの運用も追加をします。S&P500ダブルとは、米国の代表的な株式500銘柄を加重平均した指数で、アメリカに対して投資をするような商品です。更にこのETFはダブルとなりますので、S&Pの値動きの2倍となります。
ナスダック100とは?
ナスダックに上場する約3000銘柄のうち、上位の100銘柄にしぼって加重平均した指数となります。特にIT系、テクノロジー株が多い株価指数です。
ナスダック長期チャート
2009年のリーマンショックで大きく下がって以来は、基本的に右肩上がり、アップルなどのIT企業の大きな伸びで、最高値を更新し続けています。
主要組入企業
- アップル 10.96%
- マイクロソフト 9.73%
- アマゾン 8.43%
- アルファベットC 4.12%
- フェイスブック 3.99%
- テスラ 3.62%
大手IT企業の割当が大きい株価指数となっています。
S&P500
ニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック(NASDAQ)に上場している代表的な500銘柄を抜き出し加重平均した指数。様々な条件でスクリーニングされ、入れ替えもあるため、現在最も強い企業で算出されています。500銘柄もあるため、個別銘柄の影響を受けにくい特徴もあります。
S&P500長期チャート
こちらもリーマンショック時は大きく下がりましたが、その後は右肩上がり、昨年のコロナショックでも一旦下がりましたが、その後は大きく伸ばしています。今までの流れで言えば、いつ始めても損はしない銘柄です。
主要組入企業
- アップル 5.55%
- マイクロソフト 5.02%
- アマゾン 4.32%
- フェイスブック 2.49%
- アルファベットC 2.14%
- バークシャー・ハサウェイ 1.77%
- JPモルガン・ 1.33%
主要企業はナスダックと同じ企業が多いですが、割合は低く、投資ファンドや投資銀行なども入っているのが特徴です。
なぜS&P500ダブル
トライオートETFでは、ナスダック100も取り扱いがあるため、ナスダック100の運用も検討しましたが、現在の価格が360ドル前後と高い為、少ない資金で始めるとゾーンが狭くなり、幅広い設定ができません。
S&P500ETFについても、現在の価格が高い為同様ですが、S&P500ダブルについては、現在125ドル前後なので、同じ資金でも広いゾーンで自動売買を仕掛ける事ができます。
S&P500ダブルについては、S&P500の倍の値動きがありますので、暴落時は大きく下がる可能性があります。0ドルまで下がってもロスカットされない設定で運用します。
私のトライオートETF設定は?
2022年にはいって、分割され更に相場が下がったため設定を変更しました。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
8月29日更新
8月S&P500ダブルについては、高値で停滞したままあまり大きな価格変動がなかった為、2回の決済。1,095円の利益でした。少し株の動きが小さくなっていますので、122〜150ドルについては、利益金額を3ドルへ変更しました。
ナスダック100トリプルについては、3パターンで運用しており、0ドルまで暴落してもロスカットしないためには、計算上127万必要です。
しかし現在ナスダック100トリプルが130ドルを越えており、パターン2が稼働していないので、その資金で運用をします。
(当然暴落すれば必要になるので、資金に余裕が無い場合はパターン2を一旦休止にしておくと良いと思います)
新規で始める場合S&P500ダブルのみであれば50万円から始められます。
厳密には547,200円ですが、伸長している指数なので、すぐに積み上がると考えています。
レンジ幅は現在の124ドルから、50%下落までの62ドルから150ドルまで。昨年のコロナショックで50%ほど下落しているので、そこまでの範囲で仕掛けます。
もっと下がるようなことがあった場合、資金追加できれば設定を追加します。逆に150ドルを超えた場合は、資金が積み上がっていると思いますので設定を追加していきます。
必要証拠金の試算には、次のようなエクセルを毎回作成しています。
画面の都合上一部省略していますが、45本分のポジションを持って、且つ、それぞれが0ドルまで下がった場合の必要金額を合計しています。
必要証拠金は、0ドルのときに必要な証拠金でインヴァスト証券で設定している金額となります。
インヴァスト証券 トライオートETF必要証拠金https://www.invast.jp/etf/service/summary/pdf/depositlist_01.pdf
トライオートETF S&P500ダブルの設定方法
ここからは、実際のトライオートETFの設定画面で解説します。
PCの画面ですが、スマホでも基本的に同じ設定ができます。
①ビルダーのETFで、マルチカスタムを選択
②ETFは、S&P500ダブルを選択
S&P500ETFもあるので注意してください。
③仕掛けるレンジ・利益金額を設定
売買:買い設定
レンジ幅: 90ドル
仕掛ける本数: 45本
数量(口):1
スタート価格: 150ドル
利益額 :5ドル
カウンター値 :−5ドル
カウンター固定にチェック
④今すぐ稼働をクリック
ロジック追加をクリック→シュミレーションを見る→今すぐ稼働をクリック
自分でわかりやすい名前に変えておきましょう。
⑤利益金額を変更
利益額については、シュミレーションをすると高くするほど効率がよくなりますが、なかなか決済されないので一旦は5ドルで設定します。ここは、検証の余地がありますので運用しながら変更する可能性はあります。
相場が大きく下がった場合は上がるチャンスなので、利益幅を拡大します。
①ホーム画面で変更する自動売買を選択し詳細をクリック
②注文設定を選択して、右側の稼働の下の…をクリック
③利益額を変更し、完了をクリック
面倒ですが一つ一つ変更していきます。
まとめ 【一旦はS&P500ダブル併用で運用します】
ナスダック100トリプルの新規運用終了はショックですが、今ある設定は使い続けられますので、設定を減らした状態で継続して運用はしていきます。合わせて、余裕のある資金を使って、S&P500ダブルでの運用を開始します。
50万円からできる設定ですが、仕掛ける幅を狭めれば30万から設定することも可能です。
今までナスダック100トリプルしか運用をしていなかったので、S&P500ダブルをしばらく運用して様子を見たいと考えています。
経過のついては、都度報告をしたいと思います
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